櫃石島 - 【公式】香川県坂出市の観光・旅行情報サイト|おでかけかけはし坂出

櫃石島

ひついしじま

櫃石島

バスでいく、ちょっと特別な島時間

JR坂出駅からバスで約40分、坂出市の島の中で最北端に位置する「櫃石島(ひついしじま)」は、ちょっとした冒険気分が味わえる小さな島。橋が開通してからは、バスでのみ入島できます。

島の名前にまつわる“巨石伝説”

島の南側には、まるで大きな櫃(ひつ)を立てたような不思議な形の岩「櫃岩(ひついわ)」があり、これが島の名前の由来なんだとか。自然の造形美にびっくり!

花見山で“絶景体験”

櫃石島の北西にある「花見山」は、島の自然と海の広がりを一望できる絶景スポット。山頂からの眺めは、思わず深呼吸したくなるほどの気持ちよさ!晴れた日には、瀬戸内の島々がキラキラと輝いて見えます。

歴史ロマンにふれる“石の物語”

花見山山頂近くには、江戸時代に大坂城の再築のために石を切り出した「石切り場跡」が残されています。実は、切り出された石の多くが運ばれずに島に残されていて、「残念石(ざんねんいし)」と呼ばれる刻印入りの石が今も点在。「宝探し」気分で探してみるのも楽しいですよ。

王子神社~ももて祭~

毎年1月下旬の日曜日、櫃石島の王子神社では「ももて祭」が開催されます。香川県の無形民俗文化財にも指定されているこのお祭りは、島の伝統と誇りがぎゅっと詰まった特別な一日。ももて祭で披露される弓射は、「小笠原古流」という古式ゆかしい型。少し腰を落とし、前かがみで矢を放つ姿は、まるで時代劇のワンシーンのよう。実はこの型、昔の船上戦で仲間を傷つけないように考えられた“実践型”なんです。波に揺られながらも正確に射る技術に、子どもも大人も釘付け!

瀬戸大橋を渡った先に広がるのは、昔ながらの暮らしと、今も息づく物語。櫃石島で、五感がよろこぶ時間を過ごしてみませんか。

INFORMATION

  • 住所

    坂出市櫃石

  • アクセス

    路線バス(瀬戸大橋線)をご利用ください。

琴参バス時刻表

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