鎌田共済会郷土博物館
江戸時代、久米通賢により、坂出の沖合に大規模な塩田が築造され、坂出は塩づくりの町として発展してきました。
久米通賢に関する資料や、香川県を中心とした古文書、古書籍、絵図、地図、写真、陶磁器、漆器、化石などの約6万点の郷土資料を収蔵しています。
久米通賢関係資料のうち1061点は、2014(平成26)年に重要文化財に指定されています。
久米通賢資料室
久米通賢は、江戸時代に鉄砲の製作や天文学、測量などの分野で活躍した御用学者であり、坂出塩田を築いたことから、多くの資料が展示されています。
大正の世界へと導く郷土博物館
1922年(大正11年)に建築された建物は、至る所で大正時代を思わせる貴重な建築様式や調度品が見られ、訪れる人を大正の世界へと誘ってくれるでしょう。
郷土博物館の建物は、外壁にみられる半円形の窓や壁面の石造風の目地切り仕上げ、また2階のパラペ ット部分の波うった曲面に施された半円形、半球状の繰り返し装飾に特徴があります。
屋上部の展望室 も含めると3階建ての郷土博物館は、日本における初期の本格的鉄筋コンクリート造建築として、歴史的景観に寄与しているものとして、国の有形文化財(建造物)に登録されています。
INFORMATION
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住所
香川県坂出市本町1丁目1-24
GOOGLE MAPS
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電話番号
0877-46-2275
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アクセス
JR坂出駅から徒歩で約5分
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営業時間
午前9時30分~午後4時30分(入館は4時まで)
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休館日
月曜日 祝祭日 夏季特別(8月13日~15日) 年末年始(12月29日~1月4日)
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入館料
無料