「かけ」や「ぶっかけ」だけじゃない！
地元に愛されるコスパ最強あったかうどん3選

「きざみうどん」は、となり町の宇多津町 くぼさんのとうふ  さんのお揚げを細かく刻み、地元・加茂町 うどん県 さぬきの青ネギ YASUI さんの青ねぎをたっぷりのせて、一品一品、土鍋で丁寧に煮込んだあつあつの鍋焼きうどんです。

ご注文を受けてから煮込むため少しお時間はいただきますが、お揚げと青ねぎ、甘めのお出汁がほどよく相まって、思わずほっとする味わい。お肉やわかめなどのトッピングもできるので、あなた好みの一杯に仕上げてお楽しみいただけます。

もともと、〈饂飩こむぎや〉では鍋焼きうどんを提供していましたが、注文ごとにじっくり煮込む手間や、忙しい時間帯のオペレーションの都合もあり、いったんメニューから姿を消しました。
「鍋焼きうどんを、もう一度どうしてもお客様に届けたい。」その想いから、令和6年に「きざみうどん」として復活しました。

そして、もう1品ぜひ味わってほしいのが、社員さんのまかないから生まれた「まかないランチ」。
もともとは社員さんのまかないランチが、今やお客様の定番ランチになりました。

• まか①：きつねとわかめが半分ずつ

• まか②：わかめと牛肉が半分ずつ

• まか③：牛肉ときつねが半分ずつ

• まか④：わかめときつね、牛肉の三種のせ

どれを選んでもコスパ最強。お味はどれも間違いありません。

平日・休日を問わず、店内はいつも地元の常連さんで賑わっています。
14時までに入店すればおいしいうどんにありつけますが、「ぶっかけ」や「ざる」は売り切れていることも。
「冷たいうどんは茹でたてじゃないと出さない。いつものお客さんに失礼だからね。」
そう話すのは二代目店主。
その言葉からも、お客様ファーストの姿勢が伝わってきます。

その一杯とあたたかな心配りを味わいに、坂出を訪れた際はぜひ足を運んでみてください。

11月〜2月限定で提供される、香川県の郷土料理「しっぽくうどん」。
春菊、金時にんじん、お揚げに里いもなど、9種類の具材がごろっと入った、文字通り身も心も温まる一杯です。

具材は地産地消にこだわり、JAはまかいどう松山産直店から仕入れた新鮮な野菜を使用。
創業当初から受け継がれる“ごろっと”具材と、しょうゆベースの出汁が織りなす地元野菜のハーモニーは必食です。
なにかと忙しい年の瀬に、家族で囲んでほっこり味わいたくなる、お正月の一杯です。

その時々の旬な食材を天ぷらで。
約２カ月ごとに変わる”いまだけ”メニューは今や看板メニュー。
これを目当てにくる常連さんもいるとか。
こだわりのお出汁と相まって、ならではのうどんが完成。

「物価高でもパフォーマンスは落としたくない。食べて満足、また来たい、と“心の満足”まで感じてもらいたいんです」と店主。
〈はま弥〉の30年の歩みは、うどん修行から始まりました。
店主が1年かけて自分の目指すうどんを探し求め、そこで出会った一軒のうどん店で3年間修行。
その後、ご夫婦で暖簾を掲げた〈さぬき麺匠 はま弥〉は、今では地元の家族団らんの場として愛されるうどん店になりました。

「先代のうどんをどうしても残したかったんです。」
そう話すのは、店主の奥様。
その想いを象徴する一杯が「明（あきら）うどん」。
先代から受け継いだうどんの打ち方と秘伝のタレを使い、弾力のある細麺に、甘めのぶっかけ出汁が絶妙に絡みます。
先代の頃から通う常連さんも「一緒やな」と太鼓判を押す、まさに看板メニュー。
お好みでワサビを添えてどうぞ。

今では、「明うどん」と双璧をなす存在が「カレーうどん」。
30年の洋食経験を活かして生み出した、店主自慢の一杯です。

「若いお客さんはカレー、常連さんやご年配の方は明やしょうゆが多いかな。
うちはメニューは少ないけど、うどんののどごしや食感、小麦の味を楽しんでほしいんです。」と店主。
先代からの「打ちたて、茹でたて」のスタイルもそのままに、
閉店時間に間に合う限り、オーダーを受けてから麺を茹で始める姿勢を貫いています。

お支払いは現金のみ。
奥様のエプロンのポケットが“レジ代わり”という、どこかほっとするスタイルも〈とらや〉ならでは。
温かなご夫婦のおもてなしとともに、身も心もあたたまる時間をお過ごしください。