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神谷神社

国宝

国宝 神谷神社本殿

神谷神社は火結命・奥津彦命・奥津姫命に春日四神を合祀する神社で、社の裏山に影向石(ようこ うせき)と呼ばれる磐座もあり、延喜式にも記載される古社である。本殿は高さ1.5m程の乱石積基 壇の上に礎石を置き、桁行三間、梁間二間の切妻平入の母屋の前面に庇を付けて向拝とし、桧皮葺き の屋根が棟から向拝にかけて美しい曲線で流れ下る、三間社流造の神社建築である。本殿棟木に 「正一位神谷大明神御宝殿建保七年歳次 卯二月十日丁未月始之惣官散位刑部宿弥正長」の墨書銘が残 り、1219年の鎌倉初期の建築年代が明らかな、わが国最古の神社建築である。

白峯寺

重要文化財

五色台白峰の山中に、四国八十八ヶ所第八十一番札所、綾松山洞林院白峯寺はあります。

1406年(応栄 13)に書かれた白峯縁起によると、創建はおよそ次のように説明されています。

平安時代初期(815 年)弘法大師が修行のためにこの白峰に登って、宝珠を埋めて閼伽井(あかい)を掘られました。ついで、弘法大師の姪の子である智証大師が、この山の白峰大権現の化身である老翁とともに、瀬戸の海上に輝き異光を放っていた流木を引き上げて千手観音像を刻んで本尊として、伽藍を建立し ました。こうして白峯寺が開かれたといいます。

白峯寺は、平安時代の真言宗や天台宗の寺院が修行を目的として山の中にお堂を建てたことや、平安時代末に流行した模様のついた屋根瓦が出土したことなどから、平安時代にはすでに建立されていたと考えられます。さらに、1164年、(長寛2) には、崇徳上皇の菩提をとむらうために頓證寺(とんしょうじ)が白峯寺の一角に建立されました。

十三重石塔

重要文化財

白峯寺十三重塔は、白峯寺の入口の塔の峯の裾で旧阿弥陀堂の全面に建つ二基の十三重塔である。 東塔は「弘安元年」(1128)、西塔は「元享四」(1324)の刻銘がある。この塔は北の崇徳天皇 陵に相対しており、崇徳院菩提のために建立されたとの説があるが、詳らかではない。

讃岐国府跡

史跡